ちばぎんのカードローンを選ぶなら、抑えておくポイントはどこ？

地方に住んでいるサラリーマンです。都市銀行の支店は近所に見当たりませんし、ＡＴＭもなさそうです。またネット銀行にはまだ若干抵抗感があります。千葉銀行は地元で親しみがあるし、給料振込口座で使っているのでちばぎんのカードローンを申し込もうと考えています。ちばぎんのカードローンを申し込むに当たり気をつけるようなポイントはありますか？

ちばぎんのカードローンは標準的ですが、申込みに要注意です

ちばぎんのカードローンは最大融資額５００万円。金利は年4.3%縲鰀14.8%という設定になっており、設定は銀行系カードローンとしては標準的な設定になっているようです。この点に限って言えば、特に都市銀行系のカードローンやメガバンクのカードローンにこだわる必要はないでしょう。むしろ地方に暮らすことの利便性を大切にされることも良いことではないでしょうか。

ネット銀行やネット上で手続きを完結するためには、自宅のコンピュータに別の周辺機器が必要であったりして、意外と申込に手間がかかるという報告も聞かれます。その意味でも、ネット経由の申込審査と郵送などの手段を総合的に用いるちばぎんのカードローンは地元の必要性を反映した解決策の提案であるようです。

ちばぎんのカードローンの申込みの全体的な流れは、簡易審査、仮審査、正式申込書（契約書）の郵送、ローンカードの郵送という５ステップから成り立っています。このとき、簡易審査はホームページから行なうことになっており、ローンカードが手元に届くまで、銀行の窓口に出向く必要はありません。

そして申し込みからローンカードの取得までの流れは、ホームページ等で紹介されておりわかりやすく工夫されていることも好感が持てるのではないでしょうか。申し込みがネット経由で行なえることは評価できるのですが、知らないと少し戸惑うかもしれない仕掛けが組込まれているので、少しの注意が必要になるでしょう。

カードローンの申込みから保証会社で受け付けるというサービス形態は、あまり見かけませんのでこの点に少し戸惑いを覚える方はいらっしゃるかも知れませせん。フィッシング・サイトやなりすましによる詐欺サイト等が横行している時代にあまりお勧めできるサービスシステムではないかも知れません。

本来であれば、保証会社は利用者からは影に隠れた存在であり延滞などの事故が発生した際に始めて利用者の前に存在が現れてくるものだからです。なので延滞・事故といった望ましくないことに敏感な利用者であれば、申込みのボタンをクリックした途端、保証会社のホームページに遷移することに多少驚かれるかもしれないと思うのです。

これはモビットが信用保証業務を分離した影響から、平成２６年３月以降の保証会社をモビットからエム・ユー信用保証会社に変更したことに起因します。このため、千葉銀行のカードローン申し込み、フリーローン申込みカードローンの申込みも保証会社であるエム・ユー信用保証会社が受付しています。

もともと消費者金融事業ではなかった地方銀行が扱うカードローンですから、ある意味消費者金融業の門外漢であるところは否めないのかも知れません。そのようなところが誘因となって口コミサイト等でささやかれる問題点を生み出している可能性もあるように思えます。ある意味地方とともに育つ銀行ですから、手慣れていないためのサービスの質の問題は予め覚悟しなければならないことなのかも知れません。